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元銀行員が語る!住宅ローンの審査基準とは

元銀行員が語る!住宅ローンの審査基準とは
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はじめに

 

マイホームを購入する際に、現金一括で借りることができる人は少ないでしょう。現金一括で不動産を購入できない場合は住宅ローンの審査を通過する必要があります。
住宅ローンの審査はどのような基準で行うのでしょうか。元銀行員が知られざる審査基準を解説していきます。

 

1.借りる人の属性に関する基準

 

住宅ローンは借りる人の属性を確認して貸し出します。どのような属性が重要となるのでしょうか。

 

(1)年収

 

年収は高ければ高いほど、多くの金額を借りることができます。住宅ローンの借り入れ限度額が年収の20%〜30%に設定される金融機関が多いです。例えば、年収500万円の人であれば年間の支払い額150万円程度が限度となります。

 

(2)勤続年数

会社員や公務員など収入が安定する職業に就いている人は住宅ローンが借りやすくなります。勤続年数が短い場合、退職などのリスクも高いためマイナスの査定となります。

 

(3)家族構成

 

住宅ローンを借りる際は家族構成も大切です。自分以外に収入がある人がいる場合、連帯保証人として設定できるため、審査を通過しやすくなります。逆に、今後学費がかかる子供など扶養家族がいる場合、審査が厳しくなる場合があります。

(4)年齢

借りる人の年齢も借入額に影響します。年齢が高ければ高いほど、定年まで近く、働ける期間が短くなります。返済にかけることができる期間が短いということは1年に支払う金額が多くなってしまいますので、借り入れることができる金額は少なくなってしまいます。

(5)過去の信用情報

 

過去にクレジットなどの支払い遅延がある場合信用情報として連携されています。支払い遅延が何度もある場合、ブラックリスト入りしてしまうため、借り入れが難しくなる場合もあります。
信用情報は各金融機関で共有できますので、遅延しないように支払いを済ませることが重要です。

 

2.不動産の担保評価

 

住宅ローンは借りる人の属性も重要ですが、不動産の担保評価も重要です。金融機関は万が一住宅ローンの債務者が返済できなくなった時に担保にとった不動産を売却して融資した資金を回収します。金融機関はどのように不動産を評価するのでしょうか。

 

(1)担保評価は市場価格の7割程度

 

不動産の担保評価は市場価格の7割程度となります。その理由は不動産を競売にかけた場合の価格が7割程度になることが多いからです。

 

(2)建物は古いと評価が下がる

 

 

不動産は土地と建物に分かれて評価します。建物には構造によって耐用年数が決まっており、築古の物件はその分耐用年数が短くなるため、評価が下がります。

 

3.金融機関によって条件は異なる

 

ここまでで解説した基準は多くの金融機関が参考とする指標ですが、実際に融資をするか否かは金融機関によって異なります。そのため、一つの金融機関の審査が下りなかったとしても別の金融機関では審査を通過することができる場合もあります。

 

住宅ローンを借りる場合は好条件で借りるために複数の金融機関で審査を行うことが重要となります。

 

 

すずきママ

プロフィール:二児の子育てをしながらライターをしています。銀行勤務経験を活かして金融関係の情報を中心にわかりやすく解説します。

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