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時代を超えて価値を維持し続けるヴィンテージマンションとは

時代を超えて価値を維持し続けるヴィンテージマンションとは
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はじめに

 

築30年を超える高径年マンションには、築年数が古くても資産価値を維持し続けるヴィンテージマンション呼ばれるマンションと、経年なりに見た目や設備が老朽化しているマンションがあります。

 

「ヴィンテージ」の定義に決まりはないものの、バブル崩壊後に不動産価格が暴落するなかでも価格を維持し続けていたり、現在でも分譲時より高値で取引されているマンションがあります。

 

築年数が浅いうちはその違いはわかりにくいものの、検討しているマンションが将来どちらに進むのか、その違いは気になるところです。

 

今回は、そんな時代を超えて愛され続けるヴィンテージマンションの特徴をご紹介します。

 

①立地がいい

ヴィンテージマンションの多くは、駅前などの便利な立地や、誰もが憧れるブランド力のある高級住宅地、魅力ある再開発エリア、目抜き通り沿いなどの希少な立地にあります。

 

このような好立地のマンションは人気が高いため、価格や家賃相場が維持されやすくなります。

 

取引が盛んなため、コミュニティの新陳代謝がされやすく、居住者が一様に高齢化していくということもありません。

 

不動産は動かすことができない資産ですので、やはり「立地」にこだわることが資産性を維持する最大の近道と言えます。

 

②建物のデザインがいい

ヴィンテージマンションは建設当時から売主が力を入れていることもあり、デザイン性の高い建物が多くなっています。

 

有名な建築家が設計した建物もあり、時代に左右されないデザインは大きな魅力です。占有面積が広い住戸も多く、近年のマンションでは見られないアンティークな仕様のものもあります。こうしたデザインは唯一無二のものであり、人気のマンションでは売り出しを何年も待っている人もいます。

 

また、建物だけでなく敷地内に植えられた樹木(植栽)が充実していることが多いのも特徴です。竣工時は植栽の背丈も低い状態ですが、きちんと手入れされていれば長い年月をかけて成長し、マンションの価値を向上させます。

 

築年数が浅くても、規模が大きくその街の中で存在感のあるマンションや、豊かな植栽がありしっかりと手入れされているマンションは、将来ヴィンテージ化する可能性が高いと言えるでしょう。

 

③管理組合の運営状態がいい

どんなに立地が良くても、どんなに素晴らしいデザインの建物であっても、維持管理や修繕が適切に行われなければ建物は経年によって老朽化の一途を辿ります。

 

ヴィンテージ化するマンションでは、総会の出席率も高く、永住を前提とした健全な管理組合運営が行われています。

 

住民の意識が高いこともあり、建物は長期修繕計画に基づいてしっかりと修繕が行われています。

 

さらに、分譲時の計画のままではなく必要に応じて見直され、建築費の上昇や金利の低下などの問題にも早期から対処しています。

 

また、建物の維持という「守り」の管理だけではなく、植栽のリニューアル、駐車場の収容台数アップ、トランクルームの増設、ペットに関する規約の改正、管理組合の独自のホームページ作成など、マンションの価値を向上させる積極的な取り組み、いわば「攻め」の管理が行われています。

 

そうした住民の不断の努力により、建物の美観や敷地内の環境が維持され、高い資産性を維持し続けているのです。

④まとめ

 

立地やデザインなど、唯一無二の存在感を持つヴィンテージマンション。
しかしその価値は、住む人がしっかりと愛情をかけることで守られ、育てられてきたものでもあります。

 

マンションの将来の価値は、結局はそこに住む人がどれだけ愛情を注げるかにかかっていると言えるかもしれません。

 

 

 

Misato

2002年から関西の不動産会社にて築浅マンションから高経年マンションまで取引を経験。中古+リノベーションでライフスタイルにぴったり合わせた住まいの提案を行ってきました。
現在は名古屋市在住で、不動産ライター歴4年です。

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